30.10.12

賑やかディナー

 
Buona sera, sono KEIKO!
 
 
 
 
今夜はアパートの下の階に住むGiulioに招かれて料理を頂くことに。
ペルージャのチョコレートフェスタ以来、時々こうやって手料理を振舞ってくれる。
彼はウンブリア州出身で 地元の魚を使った料理などを作ってくれます。
シエナでは縁の薄い魚料理に思わずテンションあがる!!
 
彼に限らず イタリア人男性(しかし20代後半以降に限る)って料理上手。
味がどうこうは置いといて、料理することに抵抗がないといいますか。
将来こういう旦那が欲しいもんです。
 
 
 
 
料理を準備し終わって、さあ Buon Apettito! “ いただきます!”
…と思ったら、どこからか女性の声が。しかも関西弁(笑)
え?幻聴?TV?もしかして彼女?(だったら修羅場)
 
ポカン顔の私を見兼ねてGiulioがごめんごめんと誰かの名前を呼ぶ。
そして(なぜか)トイレから出てきたのが、同年代の女性。
え、なにこれ修羅場なの?そうなの?
 
 
 
 
彼女の名前はMaria、カナダ人でGiulioの元ハウスメイト。
夏にシエナ外大でイタリア語を2ヶ月間勉強していたらしく、なんとC1クラス!
さらに驚くことに去年1年間 日本の関西方面の大学へ留学してたとか。
それで関西弁なんですね、かわいいなぁ。
 
こうしてMariaを混ぜて3人でディナー!
日本語とイタリア語と時々英語の混ざる なんとも面白い状況に。
それにしても彼女のイタリア語力 ハンパねぇ!
 
 
 
 
ディナー後はみんなで日本映画『SAYURI』を観た。
 
これは何を意味するの?なんで彼女は悲しそうにしてるの?なんで?
ありとあらゆる質問をされたが、パッとした答えが見つからなかった。
芸者文化は映画や観光でしか触れたことがないからなぁ。
日本人なのに日本文化を無知がゆえに伝えられないもどかしさを経験した。
 
あ、ちなみに洋題は "Memoirs of a Geisha"でした。
私は邦題の方が好みだなぁ。なんとなく。
 
 
 
 
そんなこんなで2時近くにお開き。
明後日は試験です。わー。
 
 
 
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2 件のコメント:

ラファエラ さんのコメント...

悲しいことに、多くのイタリア人は現在の日中・日韓の政治情勢を全く知りません。
ラファエラといつもツるんでいるシエナ人達も
『中国語で●●ってどう書くの?ラファ日本人だから書いてよ』とか
『韓国人のセンスってどんななの?』などよく訊かれます。
彼らは冗談だったり無知だったりですが、
あまりにも『日本人だから中国・韓国も似たもんでしょ』と言われるので一度大激怒しました。
『今の情勢を踏まえてそんな発言、日本人に失礼だと思わないの?思わないなら非常識過ぎるでしょ、アホちゃうあんた!』と怒り心頭。
イタリア人たじたじ。
日本文化を紹介する事も大事ですが、同時に各国の戦後教育等も彼らには説明が必要です。
映画“SAYURI”も一度、中国人が何故日本人役をするのかで彼らと議論しました。
よく「イタリア人とフランス人は折り合わない」と彼らは言いますが、
日中・日韓は単にそうではありません。
伊仏間では領土や文化問題は実際に今現在は無く既に単なる「歴史」認識ですが、
日中・日韓は現実として起こっている問題。彼らが簡単に口出ししてはならない繊細な問題です。
そういった側面も、keikoちゃんからまた発信していってもらえると嬉しいです。

堅い内容のコメントでごめんね。

keiko さんのコメント...

>>ラファエラさん
日本に到着されたようですが いかがお過ごしでしょうか?
貴重な意見をくださり、ありがとうございます。人に伝える前に自身の持つ情報力や理解力・認識力の更なる向上が必要だと感じさせられました。日々勉強です。